補足説明:かならず最後までお読みください ========================================================================== (C) Copyright IBM Corp. 1999 ========================================================================== 【ソフト名】 IBM ThinkPad 770X   システムROM アップデート・ユーティリティ V1.04 (システム・プログラム・サービス・ディスケット) 【登 録 名】 IIUJ060.EXE 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社 【対応機種】 ThinkPad 770X 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている 人には営利を伴わない形態であれば自由です。 2)以下の禁止事項は守って下さい。 −他のネットワークへの転載。 −ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。          −雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。 【導入方法】 このディスケットで起動し、メイン・メニューの1.操作上の注意を お読みください。 ***************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ***************************** ========================================================================== 【ディスケット作成方法】 −はじめに−  この補足説明をよくお読みになった上で、「IIUJ060.EXE」をハードディスクの適 当なディレクトリにダウンロードしてください。  フォーマット済みの「2HD 1.44MB」のディスケットを1枚用意してください。  ダウンロードファイル名を『IIUJ060.EXE』として下さい。 1.用意したディスケットを「Aドライブ」に挿入してください。 2.DOSプロンプトを開きます。  [例] Windows95/98 の場合   「スタート」ボタンをクリックし、「プログラム」->「MS-DOSプロンプト」 3.ダウンロードしたファイルのあるディレクトリへ移動します。   [例] 「E」ドライブのディレクトリ「DOWNLOAD」にある場合   以下のようにキーボードで入力します   C:\WINDOWS>E: [Enter]   E:\>cd \DOWNLOAD [Enter] 4.以下のようにキーボードで入力し、ファイルを解凍します。 E:\DOWNLOAD>IIUJ060.EXE [Enter]   IIUJ06.EXE   IIUJ061.DAT   IIUJ06.TXT のファイルが作成されます。 5.以下のようにキーボードで入力し、画面の指示に従いドライバーディスケット   を作成をしてください。 E:\DOWNLOAD>IIUJ06.EXE A: [Enter] ========================================================================== 【ファイル紹介】 1999年04月15日 IBM ThinkPad 770X  システム・プログラム・サービス・ディスケット V.1.04 <このディスケットについて> このシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使用し、ThinkPad 本体内に収められたシステム・プログラムを更新することにより、問題の解決や 機能の追加、拡張ができます。次のモデルが対象となります。   ThinkPad 770X システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、 「問題修正/更新の概要」の章を参照してください。システム・プログラムの更新は、 「システム・プログラムの更新のしかた」の章を参照してください。 <ディスケット・リリース情報> (日本で未リリース分も含みます)  ディスケット  バージョン 内容  1.00 問題修正サービス 1.01 問題修正サービス 1.02 LCCMサポート 1.03 問題修正サービス 1.04 Windows 2000プロフェッショナル ベータ−3リリース サポート <問題修正/更新の概要>   (参考)    [n.nn]の数字は、ディスケットのバージョンを示します。    [新]は新機能または機能の拡張を示します。 以下の問題が、システム・プログラム・サービス・ディスケットの各々のバージョンで 修正されました。 [1.00] − システムの電源を切る時に、PCカードスロットに供給している電源の切断 タイミングの変更 [1.01] − Windows98のAPMモードで、リジューム後に Microsoft社製IntelliMouseが使用できない。 − Windows98上で、1度スタンバイモード(Fn+F3)に入ると、 以降、HDDに5秒間アクセスがないとHDDのモーターが自動的に止まる。 コントロールパネルのパワーマネージメントで設定したHDD Off timer は無効になる。 − システムがサスペンド中に、ドッキングステーションに差すと、 まれにレジュームしてくる。 − 100Mbpsトークン・リング・カードをドッキング・ステーションに 入れて使うと、データ・エラーが発生する。 − Windows3.1 上で、256色モードの時、ハイバーネーション から復帰すると、画面の色が変わることがある。 − 3台以上のドッキングをサポートできなかった。 [1.02] − LCCMサポート用のため、ROM イメージは前回のVersionと同一 です。 (注意)システム・プログラム・サービス・ディスケットのVersion 1.01 までのBIOSアップデートをされている方は、今回のVersion 1.02でのアップデートの必要はありません。 [1.03] − [新]ディスプレイアダプター サポート − Colorgraphic Evolution 4 − Matrox Productiva G100 − Matrox Millennium G200 SD − Zipドライブが装備された場合、Easy Setup 診断プログラムの PCMCIA テストが問題をレポートする。 [1.04] − [新]Windows 2000プロフェッショナル ベータ−3 リリース サポート <システム・プログラムの更新のしかた> ****************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ****************************** (注意)−システム・プログラムを更新するには、ACアダプター、及び充電済みの バッテリー・パックが必要です。    −セレクタドック・システム、ポータブル拡張ユニット、デスクトップ拡張 ユニット、又はポート・リプリケーターがThinkPadに接続されている 場合は、取り外します。    −ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同じ、 又はそれ以降のバージョンのものを既にお持ちの場合は、このディスケット からシステム・プログラムを更新する必要はありません。導入プログラムは、 現在システムに組み込まれているシステム・プログラムのレベルを自動的に 調べて、表示します。 1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示します。 2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケット を入れて、電源を入れます。 4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 5.読み終えたら Escキーを押し、メニューに戻ります。 6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステムプログラム の更新を行います。  警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを抜いたり  、、、、、、、、 しないでください。 システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が 必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThink Padをお持ちいただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。  更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。 7.ディスケット・ドライブからシステム・ログラム・サービス・ディスケットが 取り出されていることを確認し、電源を切ります。 8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのままEasy−Setupの画面が 表示されるまでF1キーを押し続けます。 9.始動パスワードの入力を要求された場合、正しいパスワードを入力します。 10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選びます。 11.「OK」を選びます。 最後に診断プログラムを実行して、ThinkPadに問題がないことを確認 します。 12.電源を切って、F1キーを押しながら電源を入れ、そのままEasy− SetupEasy-Setupの画面が表示されるまでF1キーを押し続けます。 13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始します。 テスト画面が表示されます。テストをパスした各項目にはOKが表示され ます。 14.全ての項目にOKが表示されたことを確認します。 15.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ります。  これで全ての作業は完了です。 <システム・プログラムの情報> 各々のシステム・プログラム・サービス・ディスケットには、次のようなシステム・ プログラムが入っています。  BIOS バージョンとそのDate(日付)は、次の方法で確認できます。 1.ThinkPadの電源をオフにします。 2.F1キーを押しながらThinkPadの電源をオンにし、 Easy−Setupメニューが表示されるまでF1キーを押し続けます。 3.Easy−Setupのメニューに、BIOS バージョンとDate の表示があります。 ディスケット BIOS BIOS   BIOS バージョン バージョン P/N     日付 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  1.00 xxxxxxxx 97H4150 10−01−98 1.01 IIET34WW xxxxxxx 12−16−98 1.02 IIET34WW xxxxxxx 12−16−99 1.03 IIET36WW xxxxxxx 03−29−99 1.04 IIET37WW xxxxxxx 04−15−99 <サービス情報>  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム・ プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が生まれます。 この領域は実際にはBIOSによって使用されないので、EMM386.EXE のようなメモリー・マネジャーを使用することでUMB(アッパー・メモリー・ ブロック)として使用することができます。  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム・ プログラムの更新を行なった後、ディスケットバージョン1.00を使用し、 BIOSを元に戻すと、Bootの途中でエラーコード19153が表示されます。 その場合、一旦電源をOFFにし、その後電源をONにして下さい。 ThinkPad BIOS バージョン  使用されないBIOS領域 モデル BIOS Date −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 770X IIET37WW   E0000−EFFFF(64KB) 04/15/99  (注意) −メモリー領域 C000−C9FFは、ビデオBIOS用にあらかじめ   予約されています。 上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応したBIOS バージョン のみ有効です。また将来のシステム・プログラムの更新によって変わる可能性が あり、保証するものではありません。  BIOS バージョンとそのDate(日付)の確認は、「システム・プログラムの情報」 の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * IBM、ThinkPadは、IBM Corp.(米国)の商標です。 * Microsoft および Windowsは、Microsoft Corporation の商標です。 ==========================================================================  ドライバーの作成やダウンロードがどうしてもうまく行かない・または不安 があるお客様は、PC DOCKにてドライバーをお分けしております。(有償)  ドライバーの作成後、そのアップデートに自信がない方は、PC DOCKにて作業を お承ります。(有償) ========================================================================== ダウンロードファイル名を『IIUJ060.EXE』として下さい。