*********************************************************************** * * このソフトウェアパッケージは IBM* PCI ホットプラグ システム サポート プログラム * ( for Microsoft** Windows NT V4.0 ) 、ディスケット V3.1 * デバイスドライバー、サポートファイル、 * およびサポートされるホットプラグ PCI ドライバーを含んでいます。 * *********************************************************************** ______________________________________________________________ 目次 ________ 1.0 IBM PCI ホットプラグソリューションとフォルトトレラント・ マネージメント・インターフェースとは? 2.0 必要条件 2.1 システム要求 2.2 ソフトウェア要求 2.3 ホットプラグをサポートするハードウェア 3.0 IBM PCI ホットプラグのインストール 3.1 Intel DMI agent のインストール 3.2 IBM PCI ホットプラグ・サービスとフォルトトレラント・ マネージメント・インターフェース(FTMI)のインストール 3.3 ホットプラグ・アダプター・ソフトウェアのインストール 3.4 PCIホットプラグの機能を使う前に知っておくべきこと 4.0 IBM ホットプラグ・ソリューション・コード の変更履歴 4.1 バージョン 1.0 から 2.0 の変更履歴 4.2 バージョン 2.0 から 3.0 の変更履歴 5.0 Notices 6.0 商標および特記事項 ________________________________________________________________________________ 1.0 IBM PCI ホットプラグソリューションとフォルトトレラント・ マネージメント・インターフェースとは? ________________________________________________________________________________ IBM PCI ホットプラグ・ソリューション (for Windows NT 4.0) はPCIホットプラグ・コンパ チブルなIBMサーバー上での可用性を高めます。 IBM PCI ホットプラグによって以下のことが可能になります: * ホットアッドにより、システムの運用中に新たにアダプターをインストールし構成するこ とができます。 * ホットスワップにより、システムの運用中に障害の起きたスタンドアロンのアダプターあ るいはリダンダント・アダプター(バックアップ用のアダプターとペアを構成するアダプ ター)を交換できます。 * IBM PCI ホットプラグ・アプレットによってサーバーのホットプラグ PCI スロットのス テータスをモニターできます。 IBM PCI ホットプラグには2つのウィザードが有ります。IBM PCI ホットプラグアンドプレイと IBM PCI ホットスワップです。 これらのウィザードはアダプターの追加や交換の際ステップ バイステップで分かりやすい案内を提供します。 IBM フォルトトレラント・マネージメント・インターフェース(FTMI)( for Windows NT 4.0 ) によってホットプラグ・コンパチブルなサーバー上でのフェールオーバー・オペレーションを 管理することができます。これはフェールオーバーの管理を必要とするネットワーク上のマシン についての統合された表示を提供します。FTMIによって以下のことが可能になります: * ネットワーク上の全てのフォルトトレラント・グループのステータスをモニターできます。 * アクティブなアダプターからバックアップのアダプターへのフェールオーバーをリモートで 強制できます。 * ホットスワップにより、システムの運用中に障害の起きたスタンドアロンのアダプターある いはリダンダント・アダプター(バックアップ用のアダプターとペアを構成するアダプター )を交換できます。 * ネットワーク上のホットプラグ・コンパチブルなサーバーのホットプラグ PCIスロットのス テータスをモニターできます。 IBM フォルトトレラント・マネージメント・インターフェースは IBM PCI ホットスワップ・ウィ ザードを含んでいます。このウィザードはアダプターのスワップに際してステップバイステップで 分かりやすい案内を提供します。 ____________________________________________________ 2.0 必要条件 _________________________ 2.1 システム要求 -------------------------- IBM Netfinity 8500R, 5600 2.2 ソフトウェア要求 -------------------------- * Microsoft Windows NT 4.0 SP4 もしくは SP5 * IBM PCI ホットプラグ・パッケージに含まれるもの + Intel DMI agent システムにDMIサービスを自動的にインストールします。 + IBM フォルトトレラント・マネージメント・インターフェースと     IBM PCI ホットプラグ・ソリューション - IBM PCI ホットプラグ・アプレット (ホットプラグ非対応のシステムでは有効ではありません) - IBM PCI ホットプラグ アンド プレイ・ウィザード (ホットプラグ非対応のシステムでは有効ではありません) - IBM PCI ホットスワップ・ウィザード (ホットプラグ非対応のシステムでは有効ではありません) - IBM フォルトトレラント・マネージメント・インターフェース * ホットプラグ・アダプター・ソフトウェア www.ibm.com/pc/support/netfinity よりサポートされるアダプターのリストをご覧になれま す。 www.ibm.com/pc/support/netfinity より IBM PCI ホットプラグ・パッケージのダウンロー ドができます。 2.3 ホットプラグをサポートするハードウェア ------------------------------------------ サポートされるアダプターのリストは下記のIBM Webサイトから見つけられます。また、そこでは アダプターの最新のデバイス・ドライバーとプログラムをダウンロードすることができます。 http://www.pc.ibm.com/support http://www.pc.ibm.com/us/compat/hotplug 将来のアダプターのサポートに関しては IBMの営業担当者にお尋ねください。 __________________________________________________________________ 3.0 IBM PCI ホットプラグのインストール __________________________________________________ ホットプラグ可能なIBM Netfinity システムでIBM PCI ホットプラグとフォルトトレラント・マ ネージメントを有効にするには以下のソフトウェアを使用する必要があります。これらのソフトウ ェアは次の場所からダウンロードできます。 www.ibm.com/pc/support/netfinity - Intel DMI Agent - IBM PCI ホットプラグ・サービスとフォルトトレラント・マネージメント・インターフェース - IBM フォルトトレラント・デバイス・ドライバー 下記のサポートをするために、ホットプラグ非対応のシステムに同じコンポーネントをインストー ルすることができます。 - ネットワーク上の全てのフォルトトレラント・グループのステータスをモニターする - アクティブなアダプターからバックアップのアダプターへのフェールオーバーをリモートで強 制する - ネットワーク上のホットプラグ・コンパチブルなサーバーのホットプラグ PCIスロットのステ ータスをモニターする 3.1 Intel DMI agent のインストール ----------------------------------- このソフトウェアはシステムに DMI バージョン 2.0 をインストールします。 IBM PCI ホットプラグ・サービスをインストールする前に、DMI agent のインストールをしなけ ればなりません。 DMI がシステムに既にインストールされているときは、 ステップ 3.2 に進んでください。 1. IBM Netfinity Support のウェブページから DMI Agent の圧縮ファイルをダウンロードし 、ディスケットに展開して下さい。 2. フロッピー・ドライブにディスケットを挿入します。 3. スタート・メニューから 「ファイル名を指定して実行」を選択します。 4. 開いたボックスに A:\SETUP とタイプします。 5. OKをクリックします。セットアップ・ウィザードが開きます。 6. "DMI 2.0 Service Provider" と "DMI 2.0 DCE Client" の両方をチェックします。 7. プログラムがインストールされるまで、セットアップ・ウィザードの指示に従います。 8. 再起動します。 3.2 IBM PCI ホットプラグ・サービスとフォルトトレラント・マネージメント・インターフェー ス (FTMI) のインストール ---------------------------------------------------------------------------------- 1. IBM Netfinity Support のウェブ・ページから IBM PCI ホットプラグ・サービスとフォル トトレラント・マネージメント・インターフェースの圧縮ファイルをダウンロードし、ディス ケットに展開して下さい。 2. Administrators グループのユーザーとして Windows NT にログオンします。 3. フロッピー・ドライブにディスケットを挿入します。 4. スタート・メニューから 「ファイル名を指定して実行」を選択します。 5. 開いたボックスに、A:\SETUP.EXE とタイプします。 6. OKをクリックします。セットアップ・ウィザードが開きます。 7. プログラムがインストールされるまで、セットアップ・ウィザードの指示に従います。 注意: * システムに IBM PCI ホットプラグ・サービスとフォルトトレラント・マネージメント・インタ ーフェースの古いバージョンがインストールされている場合はメッセージボックスがアップグレ ードを促します。 はい をクリックするとセットアップ・ウィザードがインストールの続きを案内します。 3.3 ホットプラグ・アダプター・ソフトウェア のインストール --------------------------------------------------------- ホットプラグとフォルトトレラント 特有のサポートについてはアダプター・ユーザーマニュアル をご覧ください。 ホットプラグの機能が適切に動作することを保証するには、ホットプラグ用のドライバーをインス トールする必要があります。既にシステムにアダプターが構成されている場合、ドライバーがホッ トプラグ用のものであるか確認してください。ドライバーのバージョンが古い場合は、それらを削 除し、最新のもので更新しなければなりません。 この時、再起動が必要です。 1. ウェブ・ページからドライバー・ファイルをダウンロードし、ディスケットに展開して下さい。 2. フロッピー・ドライブにディスケットを挿入します。 3. アダプター・ドライバーのアップグレードを通常に行って下さい。 ドライバーのアップグレードについては、Windows NT のドキュメントをご覧ください。 4. 再起動が必要です。 3.4 PCI ホットプラグの機能を使う前に知っておくべきこと ------------------------------------------------------ 1. ホットプラグ・ドライバー ホットプラグの機能が適切に動作することを保証するには、ホットプラグ用のドライバーをイ ンストールする必要があります。既にシステムにアダプターが構成されている場合、ドライバ ーがホットプラグ用のものであるか確認してください。ドライバーのバージョンが古い場合は 、それらを削除し、最新のもので更新しなければなりません。 この時、再起動が必要です。 2. 以前に取り去ったアダプターのホットアッド アダプターが既にインストールされ、そして取り除かれたホットプラグ・システムで、管理者 が SCSI または RAID アダプターのホットアッドを試みても、失敗します。 3. 管理者はデバイス・コントロール・アプレットでデバイスを持たないSCSI ドライバーを全て「 無効」にしておくことを強くお勧めします。これによってそれらのドライバーは起動しなくなり 、ホットアッドが正常に行えるようになります。 4. ホットアッドされたカードの MACアドレスが正しくない(000000000000)こと NICカードをホットアッドすると、MACアドレスは 000000000000 に戻ります。   これはアダプターの機能には影響を与えません。 5. ホットリムーブ この機能はサポートされていません。 6. PCIホットプラグを実行する最適な時間 PCIホットプラグの機能はどれもトラフィックが少ないときに実行すること を強くお勧めします。 7. 再起動のメッセージ アダプターのホットアッドの際、Windows NT のアプリケーション (ネットワーク・アプレットや SCSI アプレット)はユーザーに 再起動するかどうかを尋ねてきます。 再起動する必要はありません。 8. イベント ログ メッセージ " CreateFile failed to \\\\.\\pipe\\hotsrv " Event ID: 1007 Source: ipssvc Type: error Category : none このイベントはイベントをトレースするためのステップとして、イベントビューアに記録されま す。もしシステムがその時要求を果たせなければ、ホットスワップ・ウィザードはそのようなエ ラーを記録することがあります。エラーを記録するまでにホットスワップ・ウィザードは5回リ トライしています。ホットスワップが正しく動作したなら、このメッセージは無視できます。 9. フォルトトレラント・マネージメント・インターフェースの制約 + リモートでサーバーを管理する場合、管理する側のマシン上の FTMI サービスが管理される 側のマシン上の DMI イベントを捕らえ損ねる場合があります。 + 負荷の重いところでは、FTMI はアダプター・ステータスを更新するのに、数分かかるかも しれません。 10. DHCP は NT システムで最初の NIC アダプターのみにバインドします。 DHCP サーバーでアダプターをホットアッド中に、ホットアッドされた NIC に接続したクラ イアントは DHCP から IP アドレスを受け取れません。 11. 2つのスタンドアローン NIC アダプターを同じネットワークに接続して、追加することはお 勧めできません。 ___________________________________________________________________________________ 4.0 IBM ホットプラグ・ソリューション・コード の変更履歴 ________________________________________________________ 4.1 バージョン 1.0 から 2.0 の変更履歴 -------------------------------------- バージョン 2.0 では次の新しいサポートを提供します: o IBM Netfinity 7000 M10 のサポート o IBM Token Ring 2 のホットアッド 4.2 バージョン 2.0 から 3.0 の変更履歴 -------------------------------------- バージョン 3.0 では次の新しいサポートを提供します: o フォルトトレラント・マネージメント・インターフェース o IBM Netfinity 5500 M20 のサポート ____________________________________________________________________________________ 5.0 Notices ____________ References in this publication to IBM products, programs, or services do not imply that IBM intends to make these available in all countries in which IBM operates. Any reference to an IBM product, program, or service is not intended to state or imply that only that IBM product, program, or service may be used. Subject to IBM痴 valid intellectual property or other legally protectable rights, any functionally equivalent product, program, or service may be used instead of the IBM product, program, or service. The evaluation and verification of operation in conjunction with other products, except those expressly designated by IBM, are the responsibility of the user. IBM may have patents or pending patent applications covering subject matter in this document. The furnishing of this document does not give you any license to these patents. You can send license inquiries, in writing, to: IBM Director of Licensing IBM Corporation North Castle Drive Armonk, NY 10504-1785 U.S.A. ____________________________________________________________________________________ 6.0 商標および特記事項 _______________________ このREADMEでアスタリスク (*) で表示されている 以下の語句は、米国および他の国での IBM Corporation の商標もしくは登録商標です: ------------------------------------------ IBM ------------------------------------------ NetFinity ------------------------------------------ ServeRAID ------------------------------------------ このREADMEで二重アスタリスク (**) で表示されている 以下の語句は、以下のように他の会社の商標です。 商標: 所有者: -------------------------------------------------------------- Windows NT Microsoft, Inc. -------------------------------------------------------------- ------------------------------------- Year 2000 Readiness and Instructions ------------------------------------- This is a Year 2000 Readiness Disclosure. A product is Year 2000 Ready if the product, when used in accordance with its associated documentation, is capable of correctly processing, providing and/or receiving date data within and between the 20th and 21st centuries, provided all other products (for example, software, hardware, and firmware) used with the product properly exchange date data with it. This IBM PC hardware product has been designed to process four-digit date information correctly within and between the 20th and 21st centuries. If your IBM computer is on when the century changes, you should turn it off and then back on again once, or restart the operating system, to ensure that the internal clock resets itself for the new century. This IBM PC product cannot prevent errors that might occur if software you use or exchange data with is not ready for the Year 2000. IBM software that comes with this product is Year 2000 Ready. However, software from other companies might come with this IBM PC product. IBM cannot take responsibility for the readiness of that software. You should contact the software developers directly if you wish to verify readiness, understand limitations, or look for any software updates. To learn more about IBM PC products and the Year 2000, visit our Web site at http://www.pc.ibm.com/year2000. The information and tools there can help you with your Year 2000 transition plan, especially if you have multiple IBM PCs. IBM encourages you to check periodically for updated information. IBMは、この文書を現存するままの状態で提供します。IBMは、 この文書に含まれる情報について、商品性の保証、特定目的適合性の保証 および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を 負わないものとします。IBMは、この文書を提供することにより、IBMの特許 または著作権に対する実施権または使用権を許諾するものではありません。